忘れたくない事柄を思いついた時に

6/20/2006

変わっていくこと



半年ぶりにNYに帰ってきたら、アパートの前の駐車場がとうとう工事中になっていました。もうすぐうちと同じくらいの高さ(11階建て)のビルが建つそうです。まぁ、以前からずっとそうなることは囁かれていたので今更オドロキもしません。ただ、これが建つということはつまりもう窓からハドソン川が見えなくなるということで、それは大分カナシイです。特に夕方のマジック・アワーがとてもきれいだったので、それも今年で見納めです。写真はちょうど一年前に撮った窓からの風景です。

6/18/2006

8 Mile - DVD


Eminem 主演の言わずと知れた「8 Mile」を観ました。Curtis Hanson という監督の作品です。ラップ関係がからきし苦手(だって全然何言ってるかわからないし・・・)な私ですが、今回はこれに出演している Brittany Murphy (Alex 役)がどんな女優なのかが知りたくて借りたのです。顔はわかりました。しかしどんな女優さんなのかはこの作品だけではわかりませんでした。

感想はというと・・・うーん。予想に反して面白かったです。色んな意味で。面白いという表現はあまり的確ではないかも。むしろ哀しくて寂しい感じでしょうか。デトロイトの荒んだ地域が舞台で、Eminem 扮する Johnny (B-Rabbit) はトレイラー・パークに住む母の元に居候。この母がなんとも情けないんです。でも想像するにこういう母親は世の中にごまんといるのでしょうね。普通に生活することは実は大変なことなのかもしれない、と改めて感じてしまった。いや、この作品の主題はそこにあるのではないのでしょうけど、私は素直にそう感じて観てしまった作品でした。デトロイトという街は、過去に仕事で数回しか行ったことがないけれど、やっぱり明るい印象がない街だなぁと思いました。

6/16/2006

2046 - DVD




以前からずっと観たかったウォン・カーウァイの「2046」をやっとDVDにて観ました。 正直言って一度だけじゃわからない。私の見方が悪いのか、やっぱり頭が悪いのか・・・中国映画にありがちですが字幕が早すぎてついていけないせいもあり、あああと2回くらいは観なくちゃダメなのかも。でもわからないながらも映像はやっぱりきれいだと思いました。トニー・レオンという役者が最近一緒にお仕事をした知人を彷彿とさせて、また違う思い入れで観てしまったかも。ただ、この監督の作品はやたらサイズがタイトなので、全体像がなかなか見えてこない。部屋や建物自体の狭さもあり、鏡のショットを多用するなど工夫のあとはみられるものの、もうちょっとワイド・ショットがあったらいいなぁと玄人みたいなことを考えてました。ワイド・ショットと言えば、先週観た「カポーティ」の荒涼としたカンザスの風景が寂しく、とてもきれいだったのでなんとなくそんな映像を映画に期待してしまうのかもしれないですね。「2046」はまた時間を見つけて見直したいです。

6/15/2006

2回目のALWAYS 三丁目の夕日 & Broken Flowers



昨日、昨年12月に続き2度目の「ALWAYS 三丁目の夕日」を観てきました。Asian Film Festival のオープニング・イベントとして Japan Society で監督の山崎 貴氏を招いて行われました。1度目もそうだったけどやっぱりなんだか無性に涙が出てくる作品でした。特にお母さんが一平くんに持たせたお守りのエピソードは泣けます。上映終了後、友人の紹介で山崎監督と少しお話しをする機会に恵まれたので、あの商店街が東京のどの辺の設定なのかを尋ねたところ、「特にどこと設定はしてないんですが、多分愛宕山のあたりでしょうか」という答えでした。やっぱり・・・という感じでした。それにしても都電の走る町並みは本当に懐かしいです。いまはなき祖母を思い出します。

今日はルームメイトが借りてきた DVD で Jim Jarmusch の「Broken Flowers」を観ました。日本滞在中にちょうど上映していたので是非とも観たかったのですが、一緒に観に行くはずの友人との予定がうまく合わずに結局見逃してしまったので、DVD で観ることに。「Lost in Translation」でご一緒させていただいた Bill Murray がやっぱりいい味出してましたね。「ああ、これはきっと彼お得意のアドリブだろうなぁ」と思わせる台詞が散らばっていました。Don Johnston ほどの年齢にはまだ到達してないけれど、Over the Hill という言い回しには自分にも痛切に感じるものがありました。過去のガールフレンド達を訪ねることによって今の自分を知る、失われた過去を見直す・・・ちょっとイタイ話だと思いました。

John Kilik, Ann Ruark, Drew Kunin, Kira Smith ・・・懐かしい名前をクレジットで見つけました。