忘れたくない事柄を思いついた時に

8/05/2006

My Blueberry Nights

日本もかなり暑くなっているようですが、今週のNYは熱波に見舞われ、体感温度が40℃ちかくまで上がり、外はまるでホット・ヨガ・スタジオ状態でした。

昨日くらいから猛暑も小休止し、夜はいい感じの風が吹いていました。お仕事関係のお食事会に参加した帰り道、外が気持ちいいので、帰る方向が同じ友人と共にお散歩がてら歩いて帰ることに。途中でその友人とも別れ、そこからさらに南下していく私。

家まであと10分くらいというところまで来て、信号待ちでふと通りを見ると、「あ、撮影やってる」。なんとなくいつもの癖でスタッフの中に知人はいないかと見ていると・・・いた。Lost in Translation で一緒だった録音技師 Drew がヘッドフォンをしてそこに立っています。

Drew は定住所を持ちません。一年中ほぼ休みなく次々と作品に参加しているため、家があっても帰れないからだそうです。最後に会ったのも2年前、ちょうど彼がトロントで参加していた Brokeback Mountain が終わり、次に始まる Broken Flowers に参加するために NYに来た時に街でばったり会ったくらいですから、今を逃したら今度はいつ会えるかわからない人なのです。

撮影の合間を見計らって声をかけ、久々の再会を果たし、さらに嬉しいことに 「Lost in ~ 」で一緒だった彼のアシスタントの女性とも会うことができて楽しいひとときでした。

・・・で本番です。Drew の横でモニターを観ていると、二人の男が道の向こうから走ってきます。カメラ前の2ショット。「あれれ、これって・・・ Jude Law じゃない!?」よく考えてみたら今これは何の撮影なのか聞いてなかった。でカットがかかった後、「これ誰の作品?」と訪ねたら、「ウォン・カーウァイって監督知ってる?」「知ってる、知ってる」「彼の作品だよ」「え〜っ!監督どこにいるの?」・・・でよくよくカメラ横を見てみると、いました。夜なのにサングラスをしている背の高いアジア人が。

後から聞いてみると、「My Blueberry Nights」というタイトルの
ウォン・カーウァイの新作だったそうです。噂通り、台本は一切渡されず、現場でサイズ(その日撮影予定部分の台本)をもらうのみなので、参加してるスタッフも「実はどんなストーリーなのかわからないんだ」と笑っていました。

これでまた劇場公開が楽しみな作品が増えました。

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